令和3年度 緊急消防援助隊九州ブロック合同訓練実施について(お知らせ)
令和3年度 緊急消防援助隊九州ブロック合同訓練実施についてのお知らせ
1 緊急消防援助隊の概要
「緊急消防援助隊」は、平成7年に発生した阪神淡路大震災を教訓として創設された全国各地の消防隊が、都道府県の垣根を越えて被災地で応援活動を行う制度です。
大規模災害等が発生した際に、被災地都道府県知事からの消防応援要請を受けた消防庁長官の出動の指示により、各都道府県の緊急消防援助隊登録消防隊が「緊急消防援助隊都道府県大隊」を編成して迅速に被災地へ向かい、消防応援活動を実施します。
2 緊急消防援助隊ブロック訓練
緊急消防援助隊基本計画において、全国を6つに分割した各ブロックで毎年合同訓練を実施(消防庁主催)することとされていることから、九州ブロックにおいても各県持ち回りで毎年実施しており、令和3年度は8年ぶりに沖縄県での開催となります。
訓練では大規模災害の発生を想定して、被害状況の報告や緊急消防援助隊の要請などの一連の流れを流れの確認、実動部隊の救出訓練などを行います。
3 令和3年度訓練概要 ※沖縄県総合防災訓練と南城市総合防災訓練と合同開催
⑴ 訓練日時
令和3年11月2日(火) 12時00分~17時00分 ※令和4年度に延期となりました。
(2)訓練会場
サテライト会場:南城市観光振興拠点施設(南城市公共駐車場)南城市佐敷字新里1810番地
(3)訓練内容
図上訓練、部隊進出・輸送訓練、部隊運用訓練、後方支援訓練等
(4)参加機関
九州各県緊急消防援助隊、県内消防機関、DMAT、陸上自衛隊、航空自衛隊、沖縄県警察、他
※前回参加規模 1,021名
4 部隊運用訓練について
部隊運用訓練は、陸上及び海上に設置した訓練施設(訓練シナリオに基づき被災建物などを再現し、内部に要救助者役の生体及びダミー人形を配置)を使用して、実践的な救助訓練等を行う訓練となります。